収益性、信頼性を最大限実現した太陽光発電所を作るために | 用地情報収集編 簡易割り付け~その1

テクニカルインフォ
2017年06月13日

太陽光発電所設置工事に伴い、用地の情報収集が大前提である旨を
前回ご紹介させていただきました。

次の段階として、では実際にその土地に
太陽光発電所を設置する事で、どのくらいの収益性があるのかを
シミュレーションする必要があります。

そのために先ず必要な情報は、「敷地面積」、「地形」です。
そして「周辺に何があるか」です。

これらの情報を以って、最大限の収益効果を出すために
実際にモジュールがどのくらい敷設できて、
どのように配置すれば影などの影響を排除できるのか
出力規模としてどのくらいになるのかをシミュレーションします。

よく「1kWあたり△△㎡必要」もしくは「△△㎡で○○kW規模」、
「希望出力規模○○kWに必要な面積[㎡]は×20すればいい」というような
目安が出される事がよく見受けられますが、
残念ながら、あまり当てにできません。
むしろこれを鵜呑みにすることは非常にリスクがあります。

なぜならば、同じ面積でも敷地の形状によって、
敷き詰められるモジュール枚数が大幅に変わってくるからです。

そして、その土地の大体の周辺環境を理解しておく必要があります。
その土地が森で囲まれているのか、宅地で囲まれているのか等を知る事で
最適なモジュールの配置レイアウトも変わってきます。

かと言って予算が限られている中で現場調査なしに、
ある程度の目星もつけなければならないので、
短時間で簡単にシミュレーションできる術が必要です。

具体的に何をするかというと、CAD等で太陽光モジュールがその土地に
どのくらい載せることができるのかという枚数のみの簡易的な割り付けを
行う事をお勧めします。
計画前段階なので精密である必要はありません。
大体の土地の縮図を描き、その中にモジュールを簡易的に割り付ける事で予測するのです。
あくまで仮のものなので、いくらでも修正・やり直しが効きますし、
後の正式な現地調査を通して製図するための足掛かりにもなります。

先ずは最低限として、「地図(法14条地図)」もしくは「公図」を入手する必要があります。
基本的に両方とも、土地の境界や建物の位置を確定するための地図で、
一般に旧土地台帳施行細則第2条の規定に基づく地図のことを指します。

これは登記所(法務局)が管理しており、閲覧することができるものですが、
図面の取得方法は以下の4通りがございます。

とは言え、「地図(法14条地図)」「公図」ともに
ネット上で検索エンジンにかけて頂ければ、簡単に入手できます。

勿論割り付けするにあたり、土地の「面積」、「形状」、「緯度経度」は重要な情報となり、
情報量が多いほど、より正確に訂正できるようになります。

次回も引き続き「簡易割り付け」についてご紹介いたします。