収益性、信頼性を最大限実現した太陽光発電所を作るために | 用地情報収集編 用地情報収集編簡易割り付け~その3

テクニカルインフォ
2017年06月27日

前回、敷地を模った図形をCADに落とし込むまでが終わり、
これから縮小したアレイを図面に落とし込む作業に移ります。

ここで、予め使用する太陽光モジュールと架台を
決めておく事が理想ではありますが、
以下の情報があれば、簡易的な割付けは成立します。
これらの情報を拾う癖を一旦覚えてしまうと
感覚が身に付き、後が楽です。

◎一般的なモジュールのサイズ:
 →結晶型モジュールの場合、
  多少の前後はありますが一般的に
  60セルの場合1650mm×990mm
  48セルの場合1330mm×990mm
  72セルの場合1960mm×990mm

◎使用予定の架台のタイプ(何段何列タイプ):
 →メーカーによって、梁の寸法が違いますが、
  簡易的割付けなので、何段何列にするかのみで大丈夫です。
  最低限、何段かまででも問題ございません。

◎モジュール縦置き型か横置き型か?:
 →この情報によって、敷き詰めるアレイのサイズとモジュール枚数が変わります。
  そして今回の簡易割付けでは、周辺に何もなく影の影響を受けない事を前提にしますが、
  土地の環境が生み出す影の掛かり方が縦置きか横置きかで変わります。
  ※この関係についての詳細は別章で改めてご紹介させて頂きます。
  ちなみに同じ寸法のアレイに載せられるモジュール枚数は横置きの方が
  多くなりますが、南北に伸びた敷地にて太陽光発電所を設置する場合、
  縦置きの方が埋設配線を避けた配線パターンを組みやすくなる場合があり、
  工事費の方を抑えられるかもしれません。

◎予定しているモジュール設置角度:
 この情報は非常に重要です。
 モジュール設置角度により、アレイ列間隔
 敷地内に収まるモジュール枚数が変わってきます。

◎アレイの向き(真南から何度):
 →簡易割付けを行う途中に決めて頂いても結構ですが、
  この向きによってもアレイ列間隔が変わってきますので、
  土地の形状を見られた際に、予め向きを決めておく方が
  良いかと思われます。

◎敷地の緯度経度(もしくは座標点):
 →太陽光高度を調べるために必要です。
  これによりアレイ列間隔が決まります。
  Googleマップにより簡単に検索できます。

今回、太陽光モジュールは1650mm×990mm、
架台は4段タイプ、横置き、モジュール設置角度10°、アレイ向き真南、
緯度経度34°15’06.1”N、134°17’52.6”Eと仮に設定します。

これらの情報により、真上から見たアレイのサイズ、
アレイ列間隔の開くべき距離が分かります。

次回はこれらの情報を基に計算を通じて、
図面に落とし込むアレイのサイズ、アレイ列間隔を
検討してみましょう。