収益性、信頼性を最大限実現した太陽光発電所を作るために | 理想収支立案編-初期投資費用の算定(概算) -その3

テクニカルインフォ
2017年08月29日

前回、太陽光発電所建設にあたり初期投資費用項目について
詳細をご紹介させて頂きましたが、前回挙げていないもので
お伝えさせて頂きたい大切な項目がございます。

それは「フェンス」と「標識」です。

2017年4月1日に施行された改正FIT法における
事業計画策定ガイドラインにて公表されています。

■フェンス:

電気設備技術基準 第23条において、
電気事業法における高圧以上の区分については、
「取扱者以外の者に電気機械器具、母線等が危険である旨を表示する
とともに、当該者が容易に構内に立ち入る恐れがないように
適切な措置を講じなければならない。」と定められており、
使用電圧区分によって、「柵・塀の高さと柵・塀から充電部分までの
距離との和又は地表上の高さ」が規定されています。
なお、出力50kW未満の低圧発電設備でも、高圧連系が求められる
場合もあり、この場合においては高圧相当の発電設備とみなされ、
対象となる場合があります。

低圧の発電設備については電気事業法上において、設置は求められていませんが、
改正FIT法では、構内に容易に立ち入る事ができないような対策が求められます。
具体的には、外部から容易に発電設備に触れることができないように、
且つ構内に容易に立ち入る事ができないように、距離と高さを
確保する事が求められます。

■標識:

土地の開発・造成の工事開始後(土地の開発・造成を行わない場合には
発電設備の設置工事の開始後)速やかに掲示し、FIT法に基づいて
売電を行っている期間が終了するまで行う事とされています。

以上の2点は太陽光発電所を建設するために
非常に重要なものですので、費用として留意して頂く必要がございます。

今回を以って、初期投資費用の各項目について
詳細を説明させていただきました。
次回は「土地賃料、固定資産税の算定(概算)」について
ご紹介いたします。